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園長日記

金絲猴の再来熊(その1)

2016年1月12日(火)

金絲猴の再来熊(その1)

 

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 平成元年8月~10月、熊本市制100周年を記念し金絲猴の特別展示を行い、期間中の入園者は200万人を越える人気でした。

 この記録的な成果に、当時の市長は来年度(平成2年)ジャイアントパンダを誘致すると記者会見で発表しました。再びの驚きです。金絲猴の展示が終了し一息ついたところに新たに大きな課題が課せられました。1年で受け入れ準備が出来るか不安がよぎります。しかし、立ち止まることは出来ません。パンダ舎建設に向け上野動物園でのパンダ飼育状況調査、獣舎の設計・建築と息つく暇もないほどの行程です。また、パンダ誘致のためのプロジェクトチーム4名を中国の成都市で行われる「パンダ会議」に派遣し中国動物園協会の幹部と接触し誘致を進めよとのミッションが下されました。なんと私もそのメンバーに選ばれてしまいました。交渉ごとなど経験はありませんが、やるしかありません。

 パンダ会議の合間に、動物園協会の幹部に接触し、パンダを熊本に誘致したいこと、またその条件などを聞き取り調査しました。貸出し条件は、日中学術共同研究を目的とし5年以上飼育研究を行うこと、また年間1億円を中国野生動物保護のため支払うこと。ということは最低でも5億円かかるということです。高い~。

 熊本に帰り、パンダの誘致条件を市の幹部に報告しました。幹部もさすがに「1年につき1億円は市民の理解を得られないだろう。」という結論に達し、パンダの誘致話は中止となりました。

しかし、話はそれでは終わらず、「金絲猴をもう一度熊本に呼ぼう」という声が日に日に大きく成っていきました。(続きは次回に)

 

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                             熊本市動植物園 園長  松崎 正吉

 

 



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