平成29年9月23日(土)&24日(日)くもり 熊本地震発生から528日、529日。 9月20日~26日は、動物愛護週間。 「動物の愛護及び管理に関する法律」でさだめられていて ヒトと動物とが共生できる社会を実現するために 動物福祉に基づいた啓発活動を 各自治体や関係者団体などが中心となって行っています。 今年は、熊本市動植物園と熊本市動物愛護センターとで協力して 当園で一緒に開催いたしました(^^) 今回実施したプログラムはたくさんありますが まずは、当園の動物ボランティアさんと動物資料館のスタッフが中心となって 開催した「ゾウふんでオリジナルしおりをつくろう!」 という体験イベントをご紹介します♪ はじめに、準備の様子を。 これがないとはじまらない、ゾウさんのフン。 1個あたり、1kg~1.5kg。 自然界におけるゾウのフンの重大な役割については 以前、ブログでお伝えしたので、そちらをご覧ください。 ゾウのフンを、ほぐします。 水が透き通るまで、何度も洗います。
しっかりと、煮沸消毒を行います。
晴れた日に、天日干しします。
紙すき用に処理した牛乳パックと一緒にミキサーにかけます
紙になる前の材料が、ここで完成します。
これを、はがきサイズの型に流し込み、水気を切ります。 まだ湿っているので、新聞紙にはさんで水気を吸収させて アイロンをかけます。
はがきサイズから、しおりサイズに切り、リボン用の穴をあけます。
リボンをかけていきます。 こちらは、園スタッフが消しゴムを彫ってつくった、動物スタンプ。
絵の具で動物のイラストを描いたり
動物スタンプを押した後に、絵の具で色付けをしたり・・・
見本となるしおりが、完成です!
さて、本番当日。 時間と材料に限りがありましたので 先着30名に限定させていただいて、整理券を配布しました。 あっという間に、終了(><)
整理券をもたれたたくさんの方々が、入れ替わり立ち代りで
3時間、思い思いのしおりをつくっていかれました。
皆さん、本当に上手!
スタンプもとても人気でした!
色鉛筆で、丁寧に色づけ。
世界でただ1つのしおりが、できていきます。
小さいこどもたちも 一緒にこられたご家族の方々にアドバイスをしてもらいながら
とても上手に、つくっていました。
2日目には、東海大学の学生さん(動物園プロジェクトメンバー)たちが 動物ボランティアとしてかけつけてくれました。 整理券配布、受付、お客さんへのアドバイス、ありがとうございました!
また、東海大学農学部応用動物科学科でつくられているカレンダーも 同学科の先生のご好意により 参加される方々への啓発にといただきました。 ゾウのフンからしおりになる工程の配布資料と一緒に 配らせていただきました。
この日も大盛況で、整理券はすぐに配布終了。 見本のしおりをみてもらいながら 整理券1枚につき、しおり2枚という制限がありますが
この日も、すてきなしおりができていました!
表と裏に描いて、どちらを見ても楽しめます♪
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 今回のしおりづくり体験を通して ゾウのフンが自然界で大切な役割を果たしていることを知り 動物のくらしに関心をもつきっかけとなってもらえたら幸いです。 今は、読書の秋。 つくったしおりで、動物にまつわる本もたくさん読んでくださいね(*^^*) そして、最後になりましたが イベントの構想の段階から一緒に考えてもりあげてくださった 動物ボランティアの皆さま、応援にかけつけてくれた学生さんたち 本当にありがとうございました!! 上野、鎌田、長野、福本、藤原、松﨑、吉仲 |