平成30年1月12日(金) 熊本地震発生から639日。 あれ、どこで使うのかなと 出勤時にはまだ管理事務所前に止まっていたクレーンが 9時過ぎには、どーんと、動物エリアの中央に聳え立っていました。 オタリアプールの横のスペースに、鉄筋が運ばれています。 ろ過装置設備の工事が進行中です。 アカカンガルーは、放飼場から見えるクレーンを 並んでじっと見上げていましたが とくにパニックになる様子はなく、不思議そうに見つめていました。
シマウマ舎から撮影(↓)。 これが見えたらカバもシマウマも動揺するのではと思いますが 今日は、同時にカバ舎も工事(↓)。
柵とカバプールの間に単管を組む作業が入っていて カバは今日は寝室です。
では、シマウマは? こちらも、シマウマの放飼場にある柵の掘り返しをはじめていて シマウマたちは寝室ですごしていました。
カバ舎とシマウマ舎の間に位置するサイ舎も工事中です。 ここには、今、動物はいません。
そして、もっとも影響を受けそうなチンパンジー舎からは・・・
チンパンジー舎2階の観覧通路からみると 真正面に聳え立っています。
そこで、今日これから使う予定のチンパンジー舎内をかけずりまわって 全天候型展示室の窓を含むあらゆる角度から クレーンが見えないかチェックしてみました。 このクレーンの位置する場所がちょうど建物のかげとなっていて どの部屋からも見えないことが判明。 のぞきこめば見えるかもしれないシュート横の窓は 麻袋でふさいでいます。 工事音も若干響きはしますが、このくらいは大丈夫なはず。 いってみよう! ・ ・ ・ 結果、誰もクレーンの存在にきづかず 心穏やかな1日をすごしてくれました(*^^*) 明日も、どうかきづかれませんように。 熊本市動植物園スタッフ一同
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