平成30年2月5日(月) 熊本地震発生から663日。 マンドリルたちがくらす「サルたちの森」の前では サイ舎壁工事で大型車両がゴンゴン動いています。 このとき、放飼場にいたマンドリルのコタロウは そわそわ、落ち着かない様子。 大きな顔に似合わず、人一倍繊細で怖がりなコタロウは 工事の車両と音にやや興奮状態。 いつもだったら、すぐにスタッフに気づいて 歯をみせて頭をフリフリ、お尻をみせてくれてご挨拶なのに 金網をばん、ばん、と叩いていました。 そこで、少しでも気分転換になればと 工事から遠い側に誘導して、カシの枝葉を差し入れ。 緊張しつつも受け取ってくれて、ちょっぴりはにかみ。
もらったぜーっ。
少しにおいをかいで
もんぎゅもんぎゅ。
少しずつ緊張してつっぱっていた腰の位置もさがり
カシの枝葉に舌鼓。
むしゃむしゃ。
もしゃもしゃ。
ある程度満足したところで
寝室近くにカシの枝葉を大事に持っていき どっかり座り込むと
1枚ずつ大事に食べていました。
スタッフの声かけと葉っぱを食べたことで 少しは効果があったのでしょうか。
かなり表情も落ち着きました。
えへ。
ときどき、ガラガラとなる建物の向こう側をチラと見るものの 右往左往もなくなり、一安心。
コタロウがいるサルたちの森も 現在、観覧通路のタイルを1つ1つ剥がし作業で コタロウとの距離感は、このあたり(↓)。
エリマキキツネザルの前も
ボリビアリスザルの前も
アンゴラコロブスの前も剥がし中ですが
アンゴラコロブスのティースとチビは よりそって落ち着いて寝ていました。 もう少しだから、がんばろうね、コタロウ! 伊藤、上野、林田、松本 浩二、的場 |