平成30年2月17日(土)晴れ 熊本地震発生から675日。 カスミサンショウウオの産卵があったのは、現在2個体です。
こちらの卵は、分割もよく進んでいて 顕微鏡をのぞくと、きれいなクワの実状で 桑実胚(※)の段階であるのがわかります(↓)。
(※)桑実胚(そうじつはい)とは、卵の16~32細胞期頃の割球で
桑の実に似ているところからこのように呼ばれています。
こちらは、脊索(※※)ができています(↓)。
※※脊索とは、原索動物、脊椎動物の幼生期にみられる原始的支持構造で 神経管に沿って脳の下から尾部まで一筋に走る棒状の部分です。 一方、こちらは(↓)、顕微鏡で見ると卵の中に黒いブツブツとした ゴミのようなものが見られました。 おそらく無精卵で育たないと思われます・・・残念!(><)
最初に紹介した卵のほうは、順調に卵割が進んでいるので 顕微鏡で状態を毎日確認するのが楽しみです♪
上野、鎌田、福本、松﨑、吉仲
|