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飼育ブログ

動物だよりvol.495 飼育の日 チンパンジー×竹の子!

2018年4月19日(木)

平成30年4月19日(木)

 

熊本地震発生から736日。

 

今日4月19日は、「4・1・9(しいく)」で飼育の日です。

 

当園では先日、4/15(土)に一足先にゾウ、ニホンザル、モルモット、カバ、ホッキョクグマ等で様々な飼育の日イベントを行いました。

 

(その様子は、飼育だよりvol.492で紹介しております)

 

チンパンジーについては、本日、飼育の日イベントを行いましたので、その様子をご紹介します。

 

 

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本日のスペシャルメニューです。

 

メインは春の味覚として竹の子を準備しました!

 

その他にも、トマト、イチゴ、キュウイ、メロン、なすび、ぶどう、ドラゴンフルーツ、パイナップル、インゲン豆などなど。


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東海大学の学生ボランティアさんも2名、お手伝いに来ていただきました。

 

まずは全員で野菜や果物をひもに通していきます。

 

なるべく色々な組み合わせになるよう、ランダムで。

 


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こんな感じになりました。

 

なかなか色彩豊かで、見た目もきれいですよね!

 

作りながら、「美味しそう・・・」と何度も思いました。

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これらを、枝やホースに吊るしていきます。

 

チンパンジーなるべく時間をかけて、えさを探してくれるように、部屋の隅々、上から下まで色々なところに吊るします。

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吊るし終わった後の写真です。

 

立派な「実のなる木」に仕上がりました。

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床には園内で集めた落ち葉を敷き詰めました。

 

これもチンパンジーが本来暮らしている、野外の環境に少しでも近づけるためです。


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セットが完了したところで記念撮影。

 

手に持っている竹の子を、さも生えているかのように、落ち葉の中に立てて置きました。


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チンパンジー達の入場です。

 

みんな部屋に入るなり大興奮でした。

 

上はオスのマルク

 



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こちらはメスのユウコ

 

まずはみんな好きな物から食べます。

 

ユウコ、後ろに竹の子もあるよ・・・。

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次にメスのノゾミ

 

切り株の上に立ち上がって、ホースに吊るした実を食べています。

 

何だか、果物の収穫作業をしている人に見えました。

 


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メスのカナエ

 

カナエは5人のなかでは食いしん坊な方です。

 

食に対する好奇心が旺盛なのか、今回初めて与えてみたドラゴンフルーツを食べていました。

 

それにしても美味しそうに食べます。

 

ドラゴンフルーツってどんな味がするのか買ってみようかな・・・。

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最後に一番年下のメスのクッキー

 

クッキーは他の個体がいると、なかなか美味しい物を取りにいくことができないのですが、今日はたくさんあるので取り合いになるこもなく、ゆっくり食べれているようです。

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さて、いよいよメインディッシュの竹の子です!

 

メインといっても、チンパンジーからすると果物の方が好きなので、あらかた果物を食べ終えた後、やっと竹の子に目がいったようです。

 

マルク!がっしり掴んでいますね!



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そのまま、登って観覧通路のガラスの上に行きました。

 

皮をむいて食べているみたいですね。

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マルクはだいぶ気に入ったようです。

 

更に上に登って、マルクの特等席(いつも座ることが多い、天井近くのホース)まで持っていきました。

 

お気に入りの席に座って、竹の子の味を楽しむマルク。



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これはノゾミです。

 

先の細い方から食べていました。

 

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ユウコです。

 

ユウコもお尻の後ろにあった竹の子に気づいてくれました。

 

このあと、ちゃんとかじって食べていました。



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クッキーも他のみんなから少し遅れて、竹の子をゲットしました。

 

その場では食べずに口にくわえて登っていきます。

 

何だか巻物をくわえているように見えてしまいました。

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「よっ!ほっ!」

 

と声が聞こえてきそうです。

 

片手が竹の子でふさがっている中、器用にバランスをとってホースを渡っていきます。



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自分のお気に入りの場所にたどり着いてから、やっとムシャムシャ食べ始めました。

 

残念ながら、カナエだけは竹の子は食べなかったようです。

 

しかし、全体としては大成功で、普段見慣れない物に興味津々な様子でした。

 

今日行ったイベントのように、

 

「頭や体を使って時間をかけないとエサが取れないようにすること」

 

「なるべく野生で暮らしている本来の環境に近づけてあげること」

 

上記2点のようなことを環境エンリッチメント」と言います。

 

簡単に言うと、飼育環境をより豊かにすることですね。

 

チンパンジーは1日の大半の時間をえさの探索や採食に使っているそうです。

 

彼・彼女たちが野生で生きていくために身につけた素晴らしい頭脳や身体能力が、飼育下でも少しでも発揮できるよう、色々な工夫を行っていきたいです。

 

その様子はブログでお伝えしますので、ご覧になっていただけると幸いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
 

福原、本田、藤原、長野
 

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