平成30年5月3日(木) 熊本地震発生から750日。 皆様、GW楽しんでますか~!? もしも、予定がなくてお時間のあるという方がいらっしゃいましたら、ぜひ動植物園にお越しください。 5/3~5/6の間は全て開園しています。 さて、ふれあい広場で行っている「モルモットのタッチング」コーナーはご存知でしょうか? モルモットをひざに乗せて触ることができるコーナーなのですが、 ・・・・・実は、4月からこのモルモットのタッチングの仕方が変わりました!
上の写真の左側が従来のやり方。 右側が新しいやり方です。 どこが違うか分かりますか?? 正解は・・・・・・ 旧:膝に乗せた状態で、じっとしているモルモットをさわる 新:大きな箱の中に手を伸ばし、自由に動いているモルモットをさわる
こんな感じです! お子さんたちは手を伸ばして自由にモルモットを触ることができます。 この新しい方法に変えるために、大きなモルモットの飼育箱・・・通称「モルの街」を作りました。 この「モルの街」は壁の一部がアクリル板になっており、上からだけでなく、しゃがんでモルモットと同じ目 線からも観察できるようになっています。
・・・ちょっと、ぎゅうぎゅうになってきました。
・・・だいぶ、ぎゅうぎゅうになりました。 本日5/3はGW第2ラウンドのスタート日ということもあり、大盛況でした。 まだ、この新しいタッチングの方法は始まったばかりで、これから改良していく予定です。 「モルの街」もまだ発展途上であり、今後の増設を予定しています。
しゃがんでアクリル板からのぞくと、こんな風に見えます。 これなら小さなお子さんでも、抱っこしてもらわなくても見えますね。
モルの街の中には隠れ場所もあります。 野生のモルモットは乾いた土地の穴の中にすんでいるそうです。 新しいタッチングでは、穴にもぐりこむという、モルモットの自然な行動も見ることができますね。
カメラを床に置いてモル目線で撮ってみました。 私は、下から動物の鼻や下顎を見上げるのが大好きです! 顎や胸の毛は特にフサフサしています。 この角度で近づいて見たときが、一番可愛く見えるのは私だけでしょうか・・・ 新しいタッチングの方法では、このようなマニアックな観察で楽しむこともできますよ。 ~まとめ~ 新しいタッチング方法の良いところは、 ①「モルモットが自由に生き生きと動く姿を見ることができる」 ②「触られるのが嫌な時は、モルモットが逃げることができる」 以上、2つです。
特に、②はとても大切です。 動物にとって、触られるという行為が時にはストレスになってしまうことがあります。 動物に過剰なストレスがかからないように配慮すること、 このように動物を思いやる考え方を難しい言葉で「動物福祉」と言います。 これからの動物園は、この動物福祉にも気を配り、見る人と見られる動物達の両方が幸せになれる場所を 目指していかなけばならないと思います。 最後に注意点として、当面の間、この新しい方法のタッチングは10:30~11:00の時間帯のみ行います。 それ以外の時間帯のタッチングは、従来のひざに乗せて触る方法なので、ご注意ください。
ぜひ、新しいモルモットのタッチングにお越しください。
自分なりの楽しみ方が見つかるかも知れませんよ。
|