春から夏にかけて、動物園では雛がたくさん産まれるシーズン
この時期になると、動物園では毎年恒例の雛のベビーラッシュ!!なんです♪ そして、5月27日にも、管理センターで1羽の雛が誕生。
黒達磨チャボの雛です。 (写真は産まれて2日後のようす)
産まれたときから、黒い羽毛をしています。 まだ嘴の先には「卵歯(らんし)」と呼ばれる、 卵から孵化する際に殻を内側から破る為の 小さな突起がついていますね えっ!まず黒達磨チャボってなに(・3・)!? と思われた方も多いはず、、、 大人になった姿がこちら
チャボは江戸時代の初期に、今のベトナム(チャンバ)から日本に渡来し、
観賞用・愛玩用として改良された鶏です。 羽の色・冠・羽質の違いによって(白、黒、達磨、、、など)25種類にも分けられます。 そのなかでも、この黒達磨チャボは 体は黒色。よーく見ると、エメラルドグリーンのような綺麗な色が入っています。 特徴は大きな鶏冠と、口元から振袖のように垂れ下がった赤い肉垂。 そして、「チョキ尾」と呼ばれる、はさみで途中から切ったような尾も達磨チャボ最大の特徴です。 その見た目が、達磨大使を連想させることから、この名がついたんだとか、、、 実はとても貴重で、熊本県指定の天然記念物にもなっているんですよ(^^) 達磨チャボちゃんのお世話をしてくれているのは、 このこより1ヶ月前に産まれたセキショクヤケイの雛です!! (左 黒達磨チャボの雛 右 セキショクヤケイの雛)
とっても優しい性格で「餌はこうやって食べるんだよ~」としっかりお母さん役をしてくれています。
チャボのほうも、ヤケイのことをお母さんと思っているのか、ぴったりくっついて離れません(^^) ヤケイの母が動き始めると、、、
てちてち、、、
てちてち、、、 「まって、まって~」 と大好きなヤケイの母の後ろを小さな足で一生懸命、追いかけます 1週間後、、、 相変わらず大好きなヤケイ母の傍にぴったり♪
かっ、、、かわいすぎる、、、。
おなかのしたに入るのが、だるまちゃんの定位置♪ 安心するのかな(^^)? 産まれて約1ヶ月後、、、
「ちょっと大きくなったでしょ?」
産まれた時と比べると、体はおおきくなって 足もしっかりしてきましたね♪ 目もぱっちり!!
1ヶ月でここまで大きく育ってくれました!食欲も旺盛!! 餌もほとんど完食してしまいます。
大きくなって こんな風に鶏冠の大きな、立派な姿を見せてくれるのが楽しみです(^^)♪ |