平成30年7月14日(土) 熊本地震発生から822日。 7月14日は「WORLD CHIMPANZEE DAY(訳:国際チンパンジー記念日)」です。
1960年、7月14日はイギリスの動物行動学者ジェーン・グドールが初めてアフリカのゴンベに足を踏み入れた日です。 彼女はそこで野生のチンパンジーの行動観察を行い、歴史的な発見をしました。 それは 「チンパンジーは道具を製作・使用できる」ことです。 ①葉っぱのついている小枝を拾い、葉をむしり取って使いやすくする。 ②その枝を、アリ塚の穴に差し込んで、枝にくっついたアリを食べる。 ①が道具の製作で、②が道具の使用ということです。 それまでは、人間だけが道具を作ったり、利用したりできると考えられていました。 この発見によって、その常識は打ち破られ、世界中の研究者に衝撃を与えました。 以後、今日まで続く、更に深い霊長類の研究の歴史へとつながっていきます。 このような記念すべき日に、動物園などでは世界的にチンパンジーのイベントが行われています。 今年は、当園では大きなイベントはできませんでしたが、来年は何かできればいいなと考えています。 今年は、植物園で育った野菜を頂いたので、それをプレゼントしました。
夏の野菜って特においしそうですね。
マンゴーを切って氷漬けにしたアイスもあげました。
マルク。 ナスビをまるかじり。
カナエ。 キュウリかな、ゴーヤかな?
ノゾミ。 特製アイスを口に含んでいます。
クッキー。 ナスビを食べています。
ユウコ。 これも特製アイスですね! チンパンジー舎も昼はとくに暑くなってきましたので、涼しく過ごせる工夫を行っていきたいと思います。 また、ご紹介します。
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