平成30年9月23日(日) 熊本地震発生から893日。 当園で亡くなった動物達に感謝と哀悼の意を込めて、この日、動物慰霊祭を行いました。 平成29年9月1日から平成30年8月31日までに亡くなった動物は、47種95頭でした。
ふれあい広場で、たくさんの子どもや大人達に笑顔と癒しを与えてくれたモルモット達。 名前は覚えられていなくても、ふれあった子ども達の深いところに、大切な何かを残していってくれたのではないかと思います。
マサイキリンのリキ、小春。 ともに唐突の別れでした。 2頭が残していってくれた秋平(リキ×小春)と冬真(リキ×ラン、現在は宮崎市フェニックス動物園)が、立派な大人のオスのキリンに成長してくれることを切に願います。 キンシコウのパオパオ、ヘンヘン、その二人の子どものシンシンも亡くなりました。 これまでに、熊本市動植物園を最も賑わせてくれた動物だったのではないでしょうか。 夫婦仲睦まじい姿にもいつも癒されました。
ここで挙げた以外の動物達も、来園者の皆様に愛され、私たち飼育員にたくさんの思い出を残してくれました。
最後に職員一同、慰霊碑に向かって合掌・一礼し、動物達に感謝と哀悼の意を表しました。
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