平成30年10月21日(日)
本日は、大牟田市動物園で開催されましたユキヒョウ「スピカ」のイベントに参加してきました♪
大牟田市動物園でスピカに会える最後の日、たくさんのお客さんがスピカに会いにきてくれました。
「スピでね!」 正式名称は「スピカ、大牟田での生活おつかれさま!一緒に過ごした2年間を振り返るとちょっぴり寂しくなっちゃうけど、熊本に帰っても元気でね!」です。 まずは、2年半もの間お世話してくださった飼育員さんのお話から始まりました。
スピカへのプレゼントの紹介♪
大好物の馬肉でメッセージを書いてくれています。
愛情がたくさんつまったプレゼント。 スピカが喜ばないはずはありません! プレゼント紹介のあとは、2年半の振り返りをパネルにまとめてくれていました。
「ユキヒョウの無麻酔下での採血」 すばらしい取り組みです。 当園でも続けていきます。
スピカの色んな姿の写真は、見ていて胸が熱くなりました。 大事にお世話していただいたのが伝わってきます。 感謝しかありません。 お話があっているあいだに、運動場ではプレゼントが設置されていきます♪
感動的な話も終わり、スピカの登場です!
もちろん、喜んで食べてくれました。 ずっと、観察したかったのですが、次のイベントのために移動! 坂を転げるように「スピでね!」開催記念の講演会会場にダッシュ! ユキヒョウ研究者のみなさまと、当園の獣医師の 講演になります。 木下こづえさん キルギスタンでの活動の様子をきれいな映像とともに紹介してくださいました。
菊地デイル万次郎さん 菊地さんも活動の様子などを紹介してくださいましたが、一番場内がざわついたのは、鳥人間コンテストの話だったかもしれません。
当園の松本からは、地震発生から本日までの道のりを話させてもらいました。
地震発生からまったく先が見えないなかで、 猛獣を受け入れてくださった大牟田市動物園をはじめ、 アムールトラを受け入れてくださった到津の森公園さま、 ウンピョウを受け入れてくださった福岡市動物園さま、 ライオンを受け入れてくださった九州自然動物公園さま、 本当にお世話になりました。 今回の地震では、動物の緊急避難だけでなく、 地震発生の翌日にはたくさんの救援物資を 普段の何倍も時間かけて届けてくださり、どれだけ有り難かったことか… また、地震というつらい思いもしましたが、 これを機会に大牟田市動物園をはじめとする 他の動物園とのつながりがとても強くなったということもありました。 それまでは他の園に知り合いはいても 園同士で交流をする機会はほとんどありませんでした。 先日は当園の飼育担当者と獣医師が 大牟田市動物園にハズバンダリートレーニングを 学びに行かせてもらうなど技術交流も行えたと思います。 今回のイベントに呼ばれたこともそうですが、 地震を通して様々なつながりができたことは 本当にすばらしいことだと思います。 今後もこれらのつながりを大事にし 動物たちのため、来園者のためにできることを がんばっていきたいと思います。 お呼びいただいた 大牟田市動物園のみなさま ありがとうございました! |