やっと会えたね💛
毎日雨の日が続いています。今年の梅雨は強烈に雨が降りますね。
実は、6月から動物資料館は開館しています!
前回の「待たせてゴメン!!」から数日後、空調のご機嫌をうかがいながら動物資料館も再開館にこぎつけることができました。
新型コロナ感染症予防対策もバッチリとったうえでの開館。たくさんのお客様に来ていただきたい気持ちと混雑は避けなければならない現実の間でちょっと複雑な気持ちです。
さて、再開館前とは違った資料館内をご紹介しましょう。
入口から往路を示す赤いテープに沿って順路を進んでいくと・・・まず、企画展示室に入ってすぐ左側では『熊本地震からの復興パネル展』が実施されています。ここでは、地震からの復興の様子を振り返ることができます。ライオンやユキヒョウなどの猛獣の避難もありました。ふれあい移動動物園は市内のお子さんたちに喜んでいただきました。
ワンピースの仲間と会えるよ
そして、人気アニメ「ワンピース」のメンバーが登場する『麦わらの一味ヒノ国復興編』と称したパネル展示。ここではルフィと仲間の像の設置場所地図などが見られます。チョッパー像は皆さまご存じの通り園内に設置予定です。お楽しみに!
人気のカブトムシ・クワガタムシのコーナーは規模を大幅に縮小し、奥のほうに場所を移動しました。
一番奥に移動したカブトムシたち
カブトムシ・クワガタムシのコーナーを境にテープは復路を示す黄色に変化します。江津湖で泳ぐ魚やヘビ、甲殻類のコーナーでは、テナガエビやモクズガニ、セボシタビラが新しい仲間に加わりました。
名前のとおり手が長-い
モクズガニは地域によっては山太郎ガニとも呼ばれるカニで、園内で捕獲されました。江津湖でも非常に数が少ないといわれています。セボシタビラはカネヒラによく似たタナゴで資料館の研究室内で飼育されていたものですが、種類がよくわからなかったものです。先日博物館の先生に同定していただいたところ、希少種のセボシタビラであることが判明してビックリ!ドブガイと一緒に展示しています。
上海ガニの親戚だあ
希少種と分かってビックリ!
資料館では、しばらくの間モグモグタイムや各種ガイドはできませんが、どのような展示で皆さまに喜んでいただこうかとスタッフ一同イロイロ考えています。
もうすぐ一昨年から実施している『鳴く虫展』も始まりますよ。今年は大きなクツワムシがいっぱいいます。珍しい写真やきれいに脱いだ皮も展示予定。インパクトの強い鳴き声をお聞かせできればうれしいです。
皆さまにやっとお会いすることができました。
ご来館を心よりお待ちしております。
☆★資料館・津田★☆
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