3月8日(日)に、今年で2回目となる
【チンパンジーの喜ぶ顔が見てみたい@熊本市動植物園】
を開催しました。
このイベントの目的は、『環境エンリッチメント』です。
動物園では、動物たちのくらしを豊かにするために
生活環境にさまざまな工夫を行っています
今回は、木になっている実を選んで食べるという
チンパンジーの野生での食事風景を再現しました。
当日は、チンパンジーを幸せにしたいと活動されている
NPO法人サンクチュアリ・プロジェクトの野上悦子さんより
野生のチンパンジーの暮らしと、彼らをとりまく厳しい現状、
環境エンリッチメントについてのレクチャーのあと
『実のなる木』を皆でつくりました。
まず、カットした野菜や果物を
麻ひもで葉の茂った枝につるしたり
木の枝にはさんだりしてつくります。
先程の枝を島のタワーにひきあげれば
実のなる大木ができあがり。
皆がみまもる中
チンパンジーたちが、島にでてきました。
タワーで食べるカナエ、ノゾミ、マルク、ユウコ
ひとりはなれて、大根とニンジンでつくった
実のなる木から食べるクッキー。
控えめでしたが、フードグラントも聞けました。
いつもより島での採食時間も長くなり
チンパンジーたちも、満足してくれたと思います。
最後に、ご参加いただいた皆様から
たくさんのご感想(↓)をいただきましたので紹介します。
ありがとうございました!!
飼育第2班 上野 明日香
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