平成27年4月19日は・・・
【飼育(しいく)の日】!
本日のイベントをご紹介します。
①ゾウのプチ飼育員体験コース
あいにくの雨でしたが、17名の方が参加されました。
飼育員によるガイドのもと、普段はみれないゾウ舎の裏側体験
毎日健康管理のために行う訓練や、人工授精に向けた馴致訓練も
間近でごらんいただきました。
毎朝、ゾウが飲むミルクづくりも体験してもらいましたよ。
雨もやんで、ゾウがいつも歩く放飼場にでて、こちらでもミニガイド。
そのあと、もっとゾウの息づかいを感じてもらおうと
飼育員の見守る中、リンゴとバナナを手渡ししてもらいました。
さて、イベント後の、お昼のマリーとエリ。
マリーが、あれ?
前足を折って、放飼場のまわりのモートに鼻を突っ込んでいます。
ああ、おいしそうな青草を見つけたんですね。
声をかけて手をふりふり 、マリーも草をもった鼻をあげてふりふり。
また、明日。
②園長’sトーク(園長の飼育に関する裏話)
動物園の歴史からはじまり、現在の飼育展示方法へのうつりかわり、
園長が現役のときの経験談では、面白話、ひやっと話もありました☆
飼育員と動物との裏話は、やってみてはじめてわかる色々なことがあり
なかなか貴重な経験談でした。
③今日だけ君もチンパンジーの飼育係 コース
15名の予定でしたが、希望者が多く、21名となりました。
こちらも、普段は入れないチンパンジー舎の裏側に入り
まずは、全天候室(2階建ての屋内展示場)で飼育員の1日をミニガイド。
そして、チンパンジーの島に出て、カットした野菜や果物に麻ひもを通し
たものを、あちこちの 木や消防ホースに結びつけて、もらいました。
即席、実のなる木々の完成。
これは、自然界のチンパンジーのように、木の果実や枝葉などを
探しながら食べる行動をひきだす、環境エンリッチメントの1つです。
当園のチンパンジーたちも、 島に出るやフードグラント。
右へ左へ、上へ下へ、活発な動きを見せながら、手にとって食べていました。
チンパンジー舎2階の観覧通路から、当園のチンパンジーを紹介しながら
野生のチンパンジーの現状などについても、お話しました。
チンパンジー舎では、環境教育を目的としたイベントを行っています。
本物の木々を島に増やしていこうという、新たな試み
【グリーンフォレストプロジェクト】も今年から始動しています。
HPのお知らせやイベントカレンダーで告知いたしますので
ご参加お待ちしております。
④飼育員と回るおもしろクイズガイド
クイズをときながら動物園をまわる2コースです。
ゾウ・は虫類コースは13名、猛獣・クマコースは27名の方々が
参加されました。
クイズの場所によっては、普段入れない裏側にも今日は特別に
入っていただきました。
本日ご参加できなかった皆さまも、ぜひ、このクイズに挑戦して
みてください。
これまでと違った角度で、動物園を楽しむことができますよ。
こたえは・・・近くの担当飼育員にきいてみてくださいね☆
もっと、おもしろい話もきけるかもしれません。
本日ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
来年の飼育の日のイベントも、ぜひ参加されてください。
診療教育班 上野 明日香 |