今日はふれあい広場のヒツジのミーナの毛刈りを行いました!
ミーナはサフォークという種類の6歳の女の子です。
多くの動物は季節によって気候の変化に対応できるように毛が生え変わりますが、
ヒツジは毛を利用するために改良された動物なので他の動物のように毛が生え変わりません。
そのため、ふれあい広場では毎年1回この時期にヒツジの毛刈りをおこなっています。
毛を刈る時期が早すぎると寒さでカゼをひいてしまったり、遅すぎると暑さで体調を崩してしまいます。
まずはヒツジが不安定にならないように座らせます。
姿勢が安定したら毛刈りの開始です。
最初にお腹側の毛から刈り始めました。
体勢をかえて背中のほうも。
こちらが刈った毛です。
刈ったばかりの毛は汚れていて、触るとベタベタしています。
動植物園では刈った毛を「毛つむぎ教室」などで使っていますが、
羊毛用の洗剤で洗い、乾燥させてから使っています。
毛刈りの終わったミーナ。
すっきりして、ひと回り小さく見えますね!
刈った毛は集めて、来園者に重さを当ててもらうクイズを行いました。
何キログラムかな?
答えは4キログラムでした。
参加してくれた方の中に、予想が4キロぴったりの方がいました!
正解した方と、答えが近かった方達に賞品を渡しました。
ヒツジの毛を使って作ったマグネットです!
こちらは、ふれあい広場のスタッフが手作りしてくれました。
また、午後からは動物資料館で、ヒツジの毛を使って
フェルトボール作りを行いました。
ヒツジの毛をせっけん水につけてコロコロ回すと…
こんなにかわいいフェルトボールができます!
作ったフェルトボールは、ヘアゴムやキーホルダーにして
お持ち帰りいただきました。
動物資料館では6月に毛つむぎ教室も行います。
興味のある方は是非ご参加ください!
診療教育班 上野
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