2015年10月31日(土) 快晴     本日は、ハロウィン。   チンパンジーにも、刺激のある日を!ということで   当園の動物ボランティアさん5名、東海大学の学生さん2名が   朝からお手伝いにかけつけてきてくださり(多謝!)   チンパンジーも、人も楽しめる飾りつけをしてくださいました。      用意したのは   カボチャ、冬瓜、小カブ、赤ピーマン、ピーマン、トマト、   ミニトマト、ナス、カリフラワー、レンコン、ニンジン、煮イモ   オレンジ、リンゴ、栗・・・。      
 
 
  
 
 
  
 
   ひょうたん型のカボチャと栗は、東海大学から   動物達へのエンリッチメントとして、いただいております。   いつもありがとうございます!   マルクたちには、気づかれないようにこっそり準備。   
  
 
 
  
   おばけカボチャの宝箱づくり組みと、実のなる木づくり組みとで   いっぱいつくってもらいました!   ・ ・ ・   ドン!   
 
  
 
 
  
   カボチャや冬瓜のなかは・・・?
   
 
 
 くりぬいたカボチャの中には、大好きなリンゴ、クリ、   カット野菜のくずなども、どんどん入れていきます。   これにフタをすれば、完成。           
      
 
 
  
 
 
  
 
 
  
 
 
  
 
 
  
  ガラス窓にも、イベント告知!
 
  
 
 
 
  
 
   
 さーて、喜んでくれるかな。   最初は、誰も気づかず、通常のオッオッというフードグラント。   ところが!   部屋に入る先頭が気づいた模様。   ヒャッ、ヒャッとテンションあがり   マルクも、なんだなんだと急いで入ってきました。    
     煮イモで「ハロウィン イベント11:30~」と   ガラスにはっていたのですが   マルクが真っ先に時間だけを消し去りました。    
 
 
  
 
   そうだよね。   時間なんて気にしないでいいか。   うん、大いに楽しんでください!         皆、カボチャは見るものの、スルー。   中においしいものが入っているんだけどな。   気づいていないみたい。   嗅覚(きゅうかく)は、ヒトとかわらないので   鼻にはたよらず、目で好きな食べ物をさがします。    
   ノゾミも。    
 
 
  
   カナエも。
   やはり、甘い柿、リンゴ、オレンジは人気。    
   
   しばらくすると、最初にカボチャの中身に気づいたのは   なんとクッキー。   これは、わたしの~と   嬉しそうにカボチャあたまを抱え込んで   中身をほじくりだしました。    
 
 1人きづくと、連鎖します。    
 
 
 マルクも、栗のつまったカボチャをひいて   ひたすら指をさしこんで、えぐるえぐる。       カナエ、ノゾミ、ユウコそれぞれにも   カボチャと冬瓜の宝箱がいきわたった様子。     ちなみに、冬瓜でつくったオバケがまざっていたのですが(↓)    
  ユウコがゲットしていました☆
     
 
  カリフラワーは、あんぐりあいたマルクの口の中へ。     
  
  
 
 
 実のなる木にみたてて、いっぱいつるしてもらった   カラフルな野菜飾りも、あっという間に消えていきした。   いろいろ味わえてうれしそう。     
   ユウコは、その後も冬瓜を大事に抱えて移動。    
 
   イガグリにさした煮イモとニンジンのオバケの目鼻。   気づいたマルクが、あいたっ、あいたっ、としながらも   指で器用にそーっとはずしていましたよ。      
 
 
   お客さんたちも、「あれは、何?」、「これは、どうして?」と   チンパンジーについて興味をいっぱいもってくださったようす。   ヒトにとても近い動物、ということで手の使い方や姿かたち   チンパンジーどうしのコミュニケーション方法をみたりきいて   自分の手と比べている方もいましたよ。     
 
    昼過ぎには、かじりかけのカボチャのうつわと   満腹になったチンパンジーのみが転がっていました☆       年に1回のハロウィンバージョン。   チンパンジーにもお客さんにも、楽しんでいただけてよかったです。     次回のイベントは   11月21日のサポーターズデー。   希望してきてくださるサポーターさんたちと   一緒に、楽しい時間をつくる予定です。     
   最後になりましたが、手際よくお手伝いしていただいた   ボランティアの皆さまがた、学生さんたち   本当にありがとうございました!!        チンパンジー班:竹田 正志、福原 真治、上野 明日香  |