6月24日にオウギバトが孵化しました。
昨年8月に長崎県の九十九島動植物園から繁殖目的の借受で来たメスのオウギバトと 当園のオスの間に待望のヒナが生まれました。 オウギバトは国内でも数が少なく、 繁殖を進めていかないと将来国内の動物園で見られなくなる可能性が高い動物です。 当園では30年オウギバトを飼育していて始めての繁殖です。 しっかり育ってもらいたいと思い、心配していましたが、 心配をよそにすくすくと育ち、無事巣立ちしました。 
孵化2日目 なかなか警戒して胸の奥のヒナは見れません 割れた卵のからだけが・・  孵化3日目
一瞬の隙にヒナが見えました まだ、毛も生えてなくツルッツル♪ 
孵化7日目
少しずつ羽が生えそろい始めました 
孵化後18日目
 親の胸の中に入りきれなくなってきました

孵化後24日目
頭に親と同じオウギのような冠羽が生えてきました 大きくなったな~♪ 
孵化後42日目
スクスク育っていたため 油断して写真をとってなかったら、 巣立ちしてるー! 
もうすっかりオウギバトの形になってきてます!

近づくと威嚇してきたりして♪

オウギバトはオスもメスも卵を温め 孵化した後も胸の下にヒナを入れて育てます ハトは親のそ嚢という場所でつくられるハトミルクを子どもに口移しで与え育てます このハトミルク、オスもメスもつくることができるんです 子どもが巣立つまで お父さん、お母さん交代で子育てを行っていくんです 見習わないと! インドネシア、パプアニューギニアに住む このオウギバト 世界最大のハトなんですよ! 美しい冠羽と新たに増えた子どもを見に来てもらえるよう 1日も早い開園がんばります! 
診療教育班:
立山 三徳 林 修司 小川 誉夫 本田 信夫 松本 充史
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