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動物だよりvol.83久しぶりの震度5弱

2016年9月1日(木)

平成28年9月1日(木)晴れ

 

熊本地震発生から140日。

 

震度5弱 

 

昨夜は、久しぶりに震度5弱の大きな長い揺れがあり-ました。

 

今朝も、震度4。

 

動物たちもさぞかし不安だったろうと思っていましたが

 

ほとんどの動物たちが、意外と落ち着いていました。

 

シフゾウは、ジロー(オス)とメイ(メス)が交尾中。

 

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メイからも、すりすり~

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発情のにおいを追いかけ中。

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あ、よいしょ~

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メイにべったり(^^)

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給水は、地震以降、消防ホースからに変わっています。


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本日は、何回もみられた交尾。

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草食獣エリアを通っていると
 

 ダチョウの開聞(かいもん)から、いつもの求愛ダンスを受けて。

 

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ハマチャンもとくに変わりなし。

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開聞、はげしい愛をありがとう。


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も、もういっていいかな☆


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マサイキリンのリキと挨拶。

 

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アフリカゾウのマリーと挨拶。

 

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砂浴び中のエリに声かけて

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2頭に見送られながら爬虫類舎へ。

 

メガネカイマンと窓ガラス越しに挨拶。

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ぐへへ。

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パプア舎もとくに変わりなし。

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水辺では、コクチョウ親子もいつもどおり。

 

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4月の地震で軒並み食欲が落ちた霊長類たちも

 

立て続けに揺れていたあのときよりは、落ち着いています。

 

 

 

ただ、やはり怖かったのでしょう。

 

ゆるい便が寝室のあちこちに散乱している光景をみました。

 

 

 チンパンジー舎でも

 

たまたま5人同じ大部屋にとめていたので

 

ひとりで不安な夜を過ごすことはなかったようですが

 

ゆるゆるの便でした。

 

 

早朝は、ユウコが、部屋移動に不安を感じてシュートで止まったり

 

それをみてクッキーやマルクが迎えに行ったり

 

飼育スタッフとの挨拶にも、少し気がそぞろな様子も。

 

広い全天候型展示室にうつると

 

その後は、普段どおりの行動がみられました。

 

写真は、ノゾミ(手前)とカナエ(奥)のグルーミング。

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お昼の手渡し給餌とトレーニングにも

 

スタッフを見かけると、すぐに、それぞれの定位置へ。

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5人とも、寝室に入るとすぐにむしゃむしゃ。

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地震の時は悲鳴を上げてこわがるユウコも

 

とっても落ち着いています。

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寝ながら食べるユウコスタイル。

 

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ノゾミも、お気に入りのハンモックにすぐに入れる定位置で

 

オウウ、オウウいいながら食べています。

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マルクも、格子をこんこん、と指で合図。

 

ご機嫌で、ちょっと遊ぼうぜ、と誘ってきます。

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4月14日の夜に、この寝室大部屋で被災して

 

この部屋ではしばらくいると不安に駆られて落ち着かなかったカナエも

 

最近は、ようやく、この部屋でも落ち着いて過ごせるようになりました。

 

クッキーは、個室で被災したので、むしろ皆がいるこの部屋が安心。

 

前は、個室のほうが好きだったのにね。


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今日は、皆、食欲が落ちることもなく

 

揺れからの心理的な立ち直りが、早くなってきているようです。

 

念のため、チンパンジーたちは今日も5人一緒の寝室。

 

 

今夜は揺れませんように。

 

 

 動植物園飼育スタッフ一同

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