平成28年12月21日(水)晴れ 熊本地震発生から251日。 冬至の日。 本日は、1年で1番日照時間が短くなる日。 そのため、太陽が生まれ変わる日 【一陽来復】ともいわれています。 先日せきれい保育園からいただいた巨大カボチャ。 アフリカゾウのマリーとエリに、贈り届けました。 今日はなにかある!と感づいたマリーとエリは 寝室をのぞいています。
カボチャを抱えたスタッフが出てくると 2頭も耳をパタパタ、尾もあげて興奮!
マリーは、すぐに、鼻でさわさわ♪
エリも、はやくはやく~
さっそく、それぞれ足をあげて 上から、かるーく体重をかけます。 プキッ 軽い音をたてて巨大カボチャが割れました。
割れたカボチャの破片を、鼻でくるっとまいて拾い上げると 口の中に押し込みます。
その後も、軽くプシュプシュ踏みわりながら 手頃な大きさに変えていく2頭。
でっかいかけらは
まず、鼻で踏みやすい位置に置きなおします。
鼻で支えつつ、前あしでパキッ!
踏み潰さないように、割れたら途中でやめるという 上手な加減をしています。
うん、ちゃんとカボチャの厚さを保っています↓(パチパチ拍手!)
そして、鼻で吸い上げつつ、くるんとまいて上手に口へ・・・
あ、落とした・・・ほめたばかりなのに☆
今度は慎重に、しっかり鼻でぐるんぐるん☆
急に慎重になったエリ☆
ちなみに、アフリカゾウの「あし」の先端にある 前面の半月状のもの(↓)、これが蹄(爪)です。
このひとかたまりに見える足先には、ちゃんと指の骨が入っていて 蹄(爪)に向かって前4本、後3本入っています。
そして、その指の骨とあしの裏との間には 主に脂肪でできた大きなクッションが入っていて ゾウの重い体重(マリー約4トン、エリ約3.5トン)による あしへの負荷を吸収する役割をはたしています。 その脂肪のクッションは あし裏にある分厚い角質(靴底部分に相当)が覆っています。 これが、ゾウの足音がたたない理由でもありますね。 とっても静かに歩くんですよ。
マリーも、エリも、今年も冬至のカボチャをおいしくいただきました。 また一年、元気に過ごせることでしょう! せきれい保育園の皆さん、ありがとうございました! 上野、北川、草野、高田、平瀬、松本 松男 |