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動物だよりvol.159シシオザル~フィーダーにウキウキ♪~

2017年2月27日(月)

平成29年2月27日(月)晴れ

 

熊本地震発生から319日。

 

シシオザルの飼育舎には

オス3頭メス3頭の1つの群れがくらしています。

 

メスが発情期に入ると

オスたちは自分の力を誇示したり優位を主張して

ときには群れ内で闘争になることもあります。

 

フィーダーや遊び道具などを設置して

環境エンリッチメント(くらしをゆたかにする)を充実させることは

闘争の機会を減らし、ケガを未然に防ぐことにもつながります。

 

今回、新しく設置したシシオザルのフィーダーです(↓)。

 

 0

 

不要部分として伐採された桜の木を格子に固定し

枝に小さな穴を数箇所あけて

落花生やヒマワリの種を差し込んでいます。

 

4

 

こちらは、塩ビ管によるフィーダー(↓)。

1

 

下部分に、大きめの穴をあけています。

シシオザルならば、おそらく、腕ごと入るでしょう。

2

 

こちらも塩ビ管フィーダー(↓)

チェーンの長さを調整して簡単にはずしたりできないようにし

ガラス窓にも当たらないようにしています。

また、フィーダーの穴を、上のフィーダーより小さくして

穴の数を増やしています。


3

ブイの上にも、ひそかに落花生。

5

 

 

さて、シシオザルたちが、入ってきました!

一直線にフィーダーへ!

6

 

新しいものにまったく警戒しないシシオザルたち(^^;)

好奇心のほうが強いかな。

7

 

さっそく、3箇所のフィーダーにばらけました。

ゴロウ(オス)だけ、1人はなれた左上で

他の個体の様子を眺めています。

9

 

真ん中のフィーダーには予想したとおり

腕をがっつり入れていました(↓)。

簡単そう・・・

0

 

ずぼっ!

1

 

すぼぼっ!!

 

4

 

落花生むしゃむしゃ。


2

サクラのフィーダーも人気です(^^)

5

8

9

いれかわり、たちかわり


3

 

大きな争いもなく、3箇所をぐるぐる。

5

6

9

一番とりにくいフィーダーも

ツバサ(オス)が、揺らして小さな穴から出すことをおぼえました。

 

8

 

そいやーっ

2

 

飛び散ったひまわりの種に、とびつく周囲の待機組み。

せっかく出したのに、とりそこなうツバサ。

3

そして、メスは・・・

5

 

手が細くて、入ってしまいました☆

こちらの誤算(><)

9

 

アヤが(メス)がフィーダーつかんでいるのに

ツバサが再びやってきて手を出すと

0

 

アヤパンチがとびました!

2

 

メス強し・・・

3

その後も、一番とりだしにくい手前のフィーダーには

皆、何度もチャレンジ。


6

0

 

がんばるツバサ。

3

 

漁夫の利を得る周囲。

7

あ、そいやーっ

4

穴の位置を下向きにするコツもおぼえました。

9

タクヤ(オス)、ツバサ、カイガ(メス)、アヤ、ミカ(メス)は

時間をかけて、フィーダーを存分に楽しみました♪

2

そして、出遅れた順位の低いゴロウ。

あとから1人でフィーダーにチャレンジ(↓)。

 

そこは、もう、さすがにないんじゃ・・・?

7

 

確か、ここでも皆いろいろ食べていたんだけどなぁ・・・

8

 

ないよ~

9

 

もう1回。

0

 

ここも見てみる(↓)。

あれ~?

2

 

食べきった周囲の5頭は、のんびり。

3

 

ゴロウ、なんだかさびしい姿。

4

寝室からバナナをとってきて食べています。

9

サクラの木は、皆に遊び場としても気に入られた様子。

3

 

てっぺんから、他の場所へジャンプする姿がなんどもみられました。

4

ゴロウのためにも

もう少しフィーダーの数を増やしてみようかな。

 

 

 

 伊藤 誠基、伊藤 礼一、上野 明日香、松本 浩二、的場 秀嗣 

 

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