平成29年5月4日(木)晴れ 熊本地震発生から386日。 しょんぼり、熊本種のクマさん。 あ、熊本種(くまもとしゅ)とは 肥後五鶏の1種で鶏(にわとり)の種名です。 「クマ」は個体の名前です。 動物の熊(クマ)の種類ではありません。 脱線しました。 このクマさん、昨日から採食量が低下したため 食べるお手伝いをしています。 大丈夫? 獣医師に抱えられて、おとなしくごはんを待っています(↑)。 ごはんをとりに腕を伸ばすと、クマさんのくびも伸びます(↓)。
あむあむ。
次のごはんを取りに腕を伸ばすと、再びクマさんのくびも伸びます。 早く次をくれーいと言っているかのようです。
本当は、ちゃんと自分で食べれるんじゃないの~? さすさす撫でてもらいながらごっくん。
採食量が落ちる原因は色々あります。 ふだん世話をしている飼育担当スタッフと獣医師とで 動物たちの様子をよく見て、必要ならば検査も行って 原因を絞って対処していきます。 クマさんのくちばし ちょっと削れて食べにくそうになっているので それも要因として考えられます。 動物たちの日々の健康管理は その動物についての基礎的知識はもちろん必要ですが まずは動物を観察することです。 ふだんの姿や行動がわかっていれば すぐに異変に気づくことができます。 飼育スタッフと獣医師との連携で 動物たちの健康は守られています。 今回は、あまり表には出てこない動物園のうらがわを ちょこっとお届けしました。 クマさん、早く元気になりますよ-に。 飯富 順子、上野 明日香 |