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動物だよりvol.223飼育動物と環境エンリッチメント~九州動物学院~

2017年6月12日(月)

平成29年6月12日(月)晴れ

 

熊本地震発生から425日。

 

九州動物学院の学生さんを対象に

「飼育動物と環境エンリッチメント」の特別講義を行ってきました。

 

 

動物を飼育する上で

動物の福祉(くらしの充実、しあわせ)は欠かせません。

その福祉には環境エンリッチメントが必要です。

 

 環境エンリッチメントとは「くらしをゆたかにする」という意味があります。

この日は、エンリッチメントの歴史や種類、留意点なども説明しながら

当園で行っている各種動物のエンリッチメントを紹介しました。


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先日当園で開催された

シシオザルのエンリッチメント・ワークショップについても紹介。

 

その中で、飼育スタッフもSHAPE JAPANのメンバーから教わった

消防ホースタワーのつくりかたを説明して

実際に学生さんたちにもつくってもらいました(↓)。 

 

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コツをつかむと、あっという間。

 

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4~5人で1組として、つくってもらって

とても効率よく作業されているチームもありました。

こちらは、2本の消防ホースのはじをそれぞれが持って

順番に織り込んで行っています。

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一方、消防ホースは1本がとても長いので

作業しやすいように短くもつ工夫をしているところもありました。

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柄がわかりにくかったり固くて折り曲げにくい消防ホースもありましたが

早いところは15分、やや苦戦していたところも30分以内には

仕上げてしまいました!

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最後には、完成消防ホースタワーをもって皆で記念撮影!

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4個のエンリッチメント材料は、さっそく園で使わせていただきます!

これだけのチームワークがあるならば、いろんなことができそうですね。

今、九州動物学院で飼育されている動物たちも

紹介していただきましたが、色々な種類がくらしていました。

今回学んだエンリッチメントの考え方を

身近な動物たちに活用していってもらえると嬉しいです(*^^*)

 

診療教育班 上野 明日香

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