平成29年8月13日(日) 熊本地震発生から487日。 本日、シフゾウのジロー(オス)が、亡くなりました。 享年18歳、老衰でした。 8月19日(土)から、シフゾウ舎前に、献花台を設置します。 ジローは、1999年5月5日 熊本市動植物園で生まれました。 とても温厚な性格で、メイ(メス)との間には 2005年に、セナ(メス 2017年に多摩動物公園へ) 2009年に、アスカ(オス 2014年に広島市安佐動物公園へ) 2013年に、チョッパー(オス 当園に現存)という子宝にも恵まれて 仔に対しては、やさしい父でもありました。 一昨年から長い乾草を食べることが困難になってきて 短めの乾草やチモシーにかえるなど ジローが食べやすいように配慮もしてきました。 また、昨年からは足腰も弱り、今年に入ってからは 冬毛からの換毛も遅れて、発情がみられたのも2回ほどでした。 ジローの状態をみながら 放飼場と寝室との段差をできるかぎり減らすなど 老齢個体に合わせた環境につとめてまいりました。 しかし、平成29年8月13日、早朝 担当スタッフが寝室で倒れているジローを発見。 すぐに治療しはじめましたが、14時30分にはほとんど反応がなくなり 15時、息をひきとりました。 ジローは、死亡時、高齢による臼歯の磨耗や抜歯が著しく それが原因で、乾草等をすりつぶすことが困難となっていました。 (H29年度↑) (H28年度↑)
(H27年度↑)
(H25年度↑)
長い間ジローをかわいがっていただいた皆さま ありがとうございました。
熊本市動植物園スタッフ一同 |