平成29年8月26日(土)雨のちくもり 熊本地震発生から500日。 あの日から、そんなに経ちました。 熊本市動植物園では、今年2回目となる夜間開園。
前回を上回るお客さんがこられて、大盛況でした! 夜間(16:30以降)入園者数 5,595 名 1日の入園者総数 6,097 名 6月3日に部分開園エリア拡張以降、最多の入園者数でした。 ご来園、ありがとうございました!! 本日は、朝から雨がひどく、まだ水はけがよくない園路内にも 広範囲に水たまりが残ってしまっていて 悪路には、ポールをたてておりましたが 皆さん、足元は無事だったでしょうか。 園内スタッフも総出で 危険箇所への迷入防止、エリアの見回り等を行っておりましたが 駐車場、入園、遊具、動物の観覧エリアにも 渋滞、長蛇の列ができており 混雑によって、お急ぎのお客様にはご迷惑をおかけしてしまい 大変申し訳ございませんでした。 ご気分がわるくなられた方はおられなかったでしょうか。 落し物、とくにタオルなどが、多くみられました。 外灯や明かり提灯は開園エリアにつけておりますが 混雑していますし、身につけているものには充分ご注意ください。 以下、夜間開園の様子をお伝えします。 時刻18:45 チンパンジーの島をぐるっとまわって 日中なら、カバ、シマウマ、フラミンゴをみれる新幹線(↓)。 非開園エリアの動物は、17:00にはすでに収容されています。
観覧車の周囲には、屋台が出ていました。
19:00 観覧車からの光景です。 ティーカップも新幹線も満車、遊具はどこも長蛇の列ができています。
どんどん、高くなりますよ。
モノレール、ミラーハウス、キジ舎、草食獣エリアの方角です。
チンパンジー舎から先の非開園エリアです(↓)。
ゲームセンター、江津湖、嘉島方面の市内も見えています。
このくらいの高さから見ると 江津湖と動植物園が一体化しているように見えます(↓)。
あいにくの曇り空でしたが、景色はよく見えます。
ふれあい広場、南門、さらに江津湖方面。
ティーカップ、チンパンジー舎。 ここからなら、日中、島にいるチンパンジーも見えそうですね。 豆粒くらいで、どこにおると!?となると思いますので 双眼鏡があると、探すのも楽しいかもしれません。
チンパンジー舎の先、市民病院もみえていますね。
中央ステージから先、植物園をこえて中央病院が遠くに見えます。
江津湖方面、江津湖沿いの住宅地も見えます。
動物資料館、メリーゴーランド、駐車場の奥に 市内の街並みが見えます。
ここまで下がってくると、だいぶ暗く感じます。 晴れていたら、きれいな夕焼けが見えたかもしれません。
中央ステージでは、すでに 多くのお客さんで賑わいを見せていました。
メリーゴーランド。
ロアッソくんとDJコバ!
日本庭園から動物資料館へ
この時間は、入ってこられる方が圧倒的に多かったです。
花の休憩所前には、噴水とイルミネーションがあります。
西門からは、ぞくぞく入園者が。
19:15 西門の外では 入口が1箇所であるため、長蛇の列です。
来園者は、まっすぐ花の休憩所の前の噴水とイルミネーションに向かい そこから左手の動物園ゾーンへ向かいます。
19:20 モルモットのタッチングができるふれあい広場も にぎわっていました。
ここからは、別カメラでの撮影のため、色調がぐぐっと変わります。
ふれあい広場多目的室です。
ふれあい広場のパドック外からも お客さんたちが立ち止まって動物たちの様子をご覧になっていました。
中ではヤギとふれあう方たちが、たくさんおられます。
右手の予備パドックの動物たちも、ご覧いただけます。
ふれあいパドックでは、シバヤギ、ミミナガヤギ、トカラヤギ
・・・とたくさんのお客さま
の楽しそうなふれあいがみられました。 19:25 モルモットのタッチングは
たくさんのご家族が訪れていて こどもたちが慎重にモルモットとふれあっていました。
19:30 ニホンジカ舎では、ニホンジカについてのガイド開始。
どんどん人が増えてきます。
シカ達も、群れで近寄ってきては離れて、を繰り返していましたが
大好きなカシの枝葉をみると いっせいにお客さんのほうへ。
歓声があがります。
担当スタッフが、ニホンジカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカについて 1年で1回はえかわる角と、その成長、現在の成長段階 角の枝分かれ数とシカの年齢との関係についても 丁寧に説明していました。
本物の角も、年齢ごとに比較展示していて 自由にさわることもできるようにしています。 本日は、いっぱいさわって学んでいただいたようで 閉園間際には、2本落下、さらに、向きも変わっていました。 うん、元気な角で、生きてますね☆ ・・・もうすこし、頑丈にとりつけます(^^;)
19:45 ゾウ舎前(↓) すでにゾウを寝室に収容していて、中でゾウが夕食を食べています。 夜間の寝室を見学するお客さんたちで パプア・は虫類舎の江津湖側まで長蛇の列ができていました。
キリン舎前(↓) カシの葉を食べるマサイキリンたちを 夜間でも間近に観察することができます。
20時 再び、観覧車 1時間前と変わらず長蛇の列。
ここからは、19時の風景との比較をお楽しみください。
ミラーハウスから草食獣、その先へ。
ふれあい・江津湖方面
ゲームセンター、江津湖、市内方面。
ふれあいから江津湖方面、江津湖沿いの住宅地。
ミラーハウスから、キジ舎、草食獣エリアの提灯が見えて 奥の江津湖をはさんで嘉島方面の街明かりが見えます。
こちらは、チンパンジー舎から市民病院 さらにその先の東区方面の街並みです。
下中央は、チンパンジー舎前の屋台 その奥に夜景。
ふれあい広場、南門、さらに江津湖方面。
中央ステージから先(↓) まっすぐ正面上方におぼろ月がかかっていました。
中央ステージと街明かりとの間には 江津湖も広がっており(↓) 街明かりは、少し遠く感じます。
メリーゴーランド、動物資料館より先の夜景。
下に戻るにつれて、明るいメリーゴーランドのまわりに 人だかりがはっきりしてきます。
中央ステージは、変わらず人だかり(↓)。
観覧車に並ぶお客さんたちの列は ずっととぎれることはありませんでした。
帰られていくお客さん、今から入ってこられるお客さん まだ半々くらいです。
メリーゴーランド。
20:10 中央ステージ
エンディングでしょうか。 なつかしい童謡も演奏されています。
観覧車は、明かりをつけるとガラス反射もあって夜景が見えないので 暗くしてあります。
ミラーハウスとふれあいの間では おぼろ月と提灯のコラボ。 これより奥は、立ち入り禁止エリアです。
20:15 キジ舎前(↓) 変わらず、行き交う人々の姿が多く見られます。
キジ舎にも、まだまだヒトだかりです。 前回の夜間開園では、提灯の明かりだけでしたが 今回は屋内の電気もつけましたので ご覧になりやすかったかと思います。
20:20 ニホンザル舎前のしらさぎ橋ふもとより、草食獣舎方面。
20:25 シフゾウのジローの献花台前。 ニュース等ですでにご存知の方から 「そうだよ、この前亡くなったんだよ」という声も流れてきました。 ジローの生前の写真を、足をとめてみていってくださいました。
20:30 草食獣エリア全体(↓) ゆっくりご覧になっているお客さんたちが まだたくさんおられます。 ふれあい広場のヤギ達は、寝室に戻り始めました。
シロダマジカのファロー。 夜は、白い姿が目立ちます。 現在、夏なので少し赤みを帯びた淡い灰白色で、白斑もあります。 夜に白斑をみつけるのは、難しいかもしれません。
シロダマジカは、昼夜とわず活動しますが 今日は物思いにふけっている様子が、しばらくみられました。
寝室のエサのことでも、考えているのでしょうか。 放飼場にも乾草を置いているので、いつでも食べれますが 寝室のエサは、主食の乾草+別メニューの野菜・おからもあります。
20:35 アカカンガルーのロックたちが、強さくらべをしていました(↓)。 お客さんたちも、足をとめてごらんになっていました。 けりっ!
草食獣エリアは、21時まで開放。 草食獣エリアから帰りみちにあるキジ舎に 名残惜しそうに、足をとめてご覧になられていた方もおられました。 遅くに入園された方も、ゆっくりご覧になっていただけたでしょうか。
来週9月2日(土)が、いよいよ今年最後の夜間開園です。
まだ来られていない方、どうぞ、お楽しみに! 熊本市動植物園スタッフ一同
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