6月下旬と言えば、1年で最も降水量の多い時期ですが、この季節に花を咲かせている木や草があります。雨にも負けずに、ご来園される方をお待ちしているところです。
まず、西門(植物園側入り口)を入って左手、緑の相談所回廊(緑のカーテン設置)を出たところに、 ◎大賀ハス
次に、春夏花木園に向かうと アジサイが咲いています。装飾花(ガクアジサイでは額の部分)は、まだしっかり?していますが、両性花(ガクアジサイでは中央の部分)の方はもうすぐ終わりそうです。 ◎アジサイ
ムクゲの花が開き始めました。春夏花木園のムクゲは八重咲品種です。 ◎ムクゲ
春夏花木園内で上を見上げると、 ◎タイサンボク(春夏花木園ほか)
下の方には ◎ヘメロカリス
ヘメロカリスは、ユウスゲ(肥後六花コーナー横)などの仲間(ヘメロカリス属)で、園芸品種を「ヘメロカリス」の名称で呼んで(流通して)います。
花は一日花で、以下はその様子。 ◎6月7日(手前の株の右側)
◎6月8日(奥の花が開き、きのうの花はしぼんでいます)
一日置いて◎6月10日(手前の左側が咲き、奥のは花が落ちた跡)
◎6月11日(奥の右側のが咲いて、手前のはしぼんで、)
◎6月12日(手前の真中のが咲いて、奥のがしぼんで、もう一つ別の株の花も開いて)
と言ったぐあいに、毎日違う花を次々と咲かせています。 なお、ユウスゲ(別名キスゲ)は、肥後六花コーナーの横、(花が終わった)クララや(つぼみが大きくなってきた)ヒゴタイの近くにあります。 ◎ユウスゲ
隣のハーブ園の花(ソープワートやセージ類ほか)もお楽しみください。ハーブ園は植物ボランティアの方々の管理です。 ◎ソープワート
さて、花畑に目を向けると、実は、コスモスの準備のため7月中旬には撤去してしまいますのでこの眺めは今が見納めです。(※噴水横など「花壇」の花は9月植え替え予定なのでまだ大丈夫) ◎花畑
花畑を後に、小川に出ると水湿生植物園※では、ヒメガマが穂を出しています。 ※梅雨期には、増水による危険防止のため入れないことがあります。 ◎ヒメガマ
小川の上流に向かうと、中央ステージ南側のヤエクチナシが満開です。 ◎ヤエクチナシ(ステージ南側、春夏花木園、西門ほか)
逆に東へ向かうと、サンアントニオパイオニアキャビンの横にイジュ(もうすぐ見ごろ終わり)が、さらに動物ふれあい広場ではシマトネリコが見ごろとなっています。 ◎シマトネリコ
このほか、園内には、アメリカノウゼンカズラ(動物園側)、ムラサキシキブ(秋冬花木園)、トケイソウ(植物園側フェンス)などの花も見ごろです。
花の見ごろは次々と変わります。ご了承ください。
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