西門(植物ゾーン側入口)から入って左手、緑の相談所回廊に、今年も「緑のカーテン」を作ります。プランターに苗を植え、ネットを設置しました。
◎苗の植付け(4月25日)
◎ネット設置(5月13日)
◎プランターを運んで(5月13日)
◎できあがり(5月13日)
苗は、園芸店で買ってきました。 今年の苗は
○ゴーヤ(ニガウリ)3品種 ・さつま大長レイシ 鹿児島の在来種。最近の品種に比べて苦め、形は細長く35cmほどにもなるそうです。果肉は硬めで歯ごたえが良いとのこと。 ・沖縄あばし 沖縄の在来種。ずんぐり型のゴーヤで肉厚があり、苦味は少ないそうです。 ・マイルドゴーヤ 苗のラベルには「スムージー」!と書いてある、苦味の少ない品種とのこと。
○ハヤトウリ 漬物に使われるウリで、浅漬けにも。
○おかわかめ(アカザカズラ) 南米原産のツルムラサキ科の植物で、葉をおひたしや天ぷら、味噌汁の具材にします。
愛情こめて育ててます。 早く大きくならないかな~。 実が成るのが楽しみです。
今年も収穫したゴーヤなどは西門でお配りするつもりです。
乞うご期待。
緑の相談所から
最近は、夏の暑さ対策の一つとして緑のカーテンが見受けられ、動植物園でも緑のカーテンに取り組んでいます。 「今年は我が家にも緑のカーテンを」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、初心者にも作りやすい「ゴーヤ」によるカーテン作りをご紹介します。 カーテン(葉)を茂らせるだけでなく、大きな実も収穫したいとお考えの方も参考にしてください。
ゴーヤは、つる性の一年生草本で、つるは細く巻きひげで支柱に巻きつきます。高温・乾燥に強く、タネは25~28℃で発芽します。 親づるから子づるが多数出てよく伸びます。草丈は、5~6mになります。
1 仕立て方 ・親づるは、5~6節で摘み取る。(摘心) ・子づるは、生育の良い5~6本を残して間引く。 ・孫づるも早めに摘み取る。 上の方は、子づる、孫づるから新たなつるが多数出てきますが、8月になったら伸び放題にします。 ・花芽は、発芽後、60~70日で着き、25~30日で収穫できます。 なお、実を収穫するなら、細いつるは摘み取った方が、実は大きくなります。
2 施肥 ・定植後、株元に化成肥料を20~30g施し、500倍の液肥を7~10日おきに水代わりに施す。
3 水やり ・土の表面が乾いたら、たっぷり与える。 ・敷きわらをすると、地温上昇を抑え乾燥防止にもなります。
4 土質 ・土壌は選びませんが、深く耕す。酸性土では生育が悪くなります。
緑の相談所では、花や緑に関する相談に応じています。 無料ですのでお気軽にご利用ください。 TEL 096-368-7321 相談時間・・・開園日の9:00~12:00、13:00~16:00
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