熊本市動植物園トップ
   ホーム  >  ブログ [ 植物ブログ ]   >  今年もやります緑のカーテン&緑の相談所から!

ブログ

カレンダー

123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930



最近の記事
分類選択
以前の記事
キーワード検索
  飼育ブログ  植物ブログ

今年もやります緑のカーテン&緑の相談所から!

2015年5月16日(土)

西門(植物ゾーン側入口)から入って左手、緑の相談所回廊に、今年も「緑のカーテン」を作ります。プランターに苗を植え、ネットを設置しました。

◎苗の植付け(4月25日)

苗の植付け0425

◎ネット設置(5月13日)

ネット設置0513

◎プランターを運んで(5月13日)

作業中0513

◎できあがり(5月13日)

完成0513

苗は、園芸店で買ってきました。
今年の苗は

○ゴーヤ(ニガウリ)3品種
 ・さつま大長レイシ
鹿児島の在来種。最近の品種に比べて苦め、形は細長く35cmほどにもなるそうです。果肉は硬めで歯ごたえが良いとのこと。
 ・沖縄あばし
沖縄の在来種。ずんぐり型のゴーヤで肉厚があり、苦味は少ないそうです。
 ・マイルドゴーヤ
苗のラベルには「スムージー」!と書いてある、苦味の少ない品種とのこと。

○ハヤトウリ
漬物に使われるウリで、浅漬けにも。

○おかわかめ(アカザカズラ)
南米原産のツルムラサキ科の植物で、葉をおひたしや天ぷら、味噌汁の具材にします。

 

愛情こめて育ててます。
早く大きくならないかな~。
実が成るのが楽しみです。

 

今年も収穫したゴーヤなどは西門でお配りするつもりです。

乞うご期待。

 


緑の相談所から

 

最近は、夏の暑さ対策の一つとして緑のカーテンが見受けられ、動植物園でも緑のカーテンに取り組んでいます。
「今年は我が家にも緑のカーテンを」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、初心者にも作りやすい「ゴーヤ」によるカーテン作りをご紹介します。
カーテン(葉)を茂らせるだけでなく、大きな実も収穫したいとお考えの方も参考にしてください。

 

ゴーヤは、つる性の一年生草本で、つるは細く巻きひげで支柱に巻きつきます。高温・乾燥に強く、タネは25~28℃で発芽します。
親づるから子づるが多数出てよく伸びます。草丈は、5~6mになります。

 

1 仕立て方
・親づるは、5~6節で摘み取る。(摘心)
・子づるは、生育の良い5~6本を残して間引く。
・孫づるも早めに摘み取る。
上の方は、子づる、孫づるから新たなつるが多数出てきますが、8月になったら伸び放題にします。
・花芽は、発芽後、60~70日で着き、25~30日で収穫できます。
なお、実を収穫するなら、細いつるは摘み取った方が、実は大きくなります。

 

2 施肥
・定植後、株元に化成肥料を20~30g施し、500倍の液肥を7~10日おきに水代わりに施す。

 

3 水やり
・土の表面が乾いたら、たっぷり与える。
・敷きわらをすると、地温上昇を抑え乾燥防止にもなります。

 

4 土質
・土壌は選びませんが、深く耕す。酸性土では生育が悪くなります。

 


緑の相談所では、花や緑に関する相談に応じています。
無料ですのでお気軽にご利用ください。
TEL 096-368-7321
相談時間・・・開園日の9:00~12:00、13:00~16:00
 

 戻る ホーム
このページの先頭へ
熊本市動植物園   〒862-0911 熊本県熊本市東区健軍5-14-2
TEL 096-368-4416   FAX 096-365-5671