日本の秋に欠かせないコスモス。ギリシャ語で「飾り」とか「美しい」という意味です。赤、ピンク、白色の花が咲くコスモスは、花弁の形が桜の花びらに似ているところから秋桜(アキザクラ)※の和名でも親しまれています。
※山口百恵さんの歌「秋桜(コスモス)」がヒットして以来、「秋桜」と書いて「コスモス」と読むことが多くなったようですね♪ 元々は「アキザクラ」です。
コスモスは、 ・風通しと水はけがよく、日の当たる場所を好みます。 ・やせ地でも良く育ち、肥沃な土地ほど茎葉が軟弱に育ち、折れたり倒伏したりします。 肥料は、1㎡当たり堆肥2~3㎏、化成肥料100gにし窒素分を控え、リン酸・カリ分の多い草木灰を多めにすき込んでおくと茎も硬く花数も多く色つやも良くなります。
また、 ・秋にならないと咲かない短日植物です。 ・8月上旬~中旬に「は種」すると、草丈が伸びすぎず1mほどの鑑賞しやすい高さになります。 「は種」を早めたり、遅くして調整することにより、開花期には、草丈の違うコスモスが楽しめます。
動植物園では、2,200㎡の花畑で15万本のコスモスを楽しむことができます。 例年10月には「秋桜まつり(コスモスまつり)」を開催しており、今年も10月10日~12日に実施予定です。盛りだくさんのイベントや展示を計画していますので、お楽しみに。
◎コスモス畑(昨年10月26日の写真)
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