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緑の相談所から たまねぎの生育温度と「とう立ち」

2015年10月7日(水)

タマネギの秋播き栽培は、11月から12月上旬が定植時期になります。
今月の終わりごろからは、園芸店にも苗が並び始めると思います。

そこで今日は、タマネギの生育条件や玉の肥大などについてご紹介します。

 

玉の肥大
タマネギが肥大するためには、「長日」と、15~20℃の温度条件が必要です。
肥大に必要な日長時間は品種によっても違い、
早生種では11~12.5時間、
晩生種では13~14時間が必要です。
玉が成熟すると2~3ヶ月休眠し、休眠からさめると芽を出します。

 

とう立ち
大苗は10℃以下の低温に合うと花芽ができ、春にとう立ちします。
とう立ちすると玉は肥大しません。
葉が3~4枚の苗で、根がよく伸びており基部がふくれていないものを選びましょう。

 

土壌
タマネギは、土質はあまり選ばない作物ですが、
砂地は、早生種の栽培
粘土質土壌は、中晩生に適しています。

 

収穫と保管
収穫は来年の4月中下旬からで、
収穫の目安として地上部が倒れた頃に収穫します。
収穫後は、日陰の風通しの良い所につりさげて保管します。


 

緑の相談所では、花や緑に関する相談に応じています。
無料ですのでお気軽にご利用ください。
TEL 096-368-7321
相談時間・・・開園日の9:00~12:00、13:00~16:00

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