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いきもの学習センター

資料館つれづれNo.24『スタンプラリーの副産物』

最終更新日[2020年2月2日]

スタンプラリーの副産物

楽しい出会いがいっぱい!

 

熊本市動植物園の現在地移転50周年記念イベントとして昨年7月から始まったスタンプラリー。園内で実施される様々な動物や植物のガイドを聞いてスタンプを集め、集まったスタンプの数によって素敵な景品がもらえるというものです。

 

始まった当初は、「来年の1月まで」ということで、かなり長期間というイメージだったのですが、あっという間にお正月が来て、スタンプラリー終了までわずかとなってしまいました。

 

スタンプは何回も同植物園に足を運んでいただかなくては集まりません。でも、ちょっとしたコツがわかるとスタンプを効率よく集めることができましたよ。一番のポイントは週末を中心にご来園いただくことです。週末にはたくさんのガイドやイベントが用意されているので一日でたくさんのスタンプを集めることができます。また、11月まではウィークデイにご来園いただくと、ガイドの回数が少ない代わりにスタンプが2個ずつもらえました。

 

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水色のカードはスタンプ50個以上を集めた印

 

スタンプラリーはたくさんのお客様に楽しんでいただいたようです。スタンプラリーがきっかけとなり、動物に新たな関心を寄せてくださる方も多くいらっしゃいました。

 

例えば、動物資料館で毎日実施される『モグモグタイム』もスタンプの対象となっています。『モグモグタイム』では、モグラのエサやりに始まり、大水槽の魚たちカムルチーナマズといった肉食の魚がエサを食べる様子をご覧いただいています。

 

毎日、ただエサをやってモグラや魚たちが食べるのを見る、それだけなのですがそれだけではないのです。その日の気温や水温、お客様の数等により動物のエサを食べる様子が違うのです。何回も足を運んでくださるお客様の中には、日々の違いをちゃんと気付いてくださり、「今日は食欲満点ですね。」、「お客さんが多すぎてちょっとナーバスになってるのかしら」などとおっしゃる方もいました。

 

そして、嬉しいことに、このスタンプラリーを通じて、リピーターとなってくださった皆さん同士がお友達になり、情報交換なども行って、動植物園を楽しんでくださっています。この出会いこそがスタンプラリーの思わぬ副産物ではないでしょうか。

 

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ご家族皆さんで楽しんで♪

 

リピーターさんはもちろんたくさんのスタンプを集め、たくさんの景品もゲットしました。生き物大好きの皆さんばかりで、選ぶ景品もなかなかマニアック。私たちスタッフにも親しくお声掛けいただきました。他の動物園と比較してもお客様とスタッフの距離が近いかもしれませんね。これもうれしい副産物。土曜日に家族そろって来館された方がガイドやレクチャーの後スタンプをもらって「また明日~♬」とにこやかに手を振られることも(えっ、また明日!?)。年末には「良いお年を」、年始には「今年もよろしく」とご挨拶までいただきました。

 

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子どもたちはすぐにお友達!

 

皆さん、動植物園のホームページなどもマメにチェックされ、ガイドだけでなく、園内の様々なイベントにも参加。上手にそして存分に動植物園を楽しんでいただいているのが伝わってきます。私たちスタッフもやる気倍増、まさに相乗効果です。

 

スタンプラリーに参加して「今ではスタンプラリーが生きがいですらある」(えっ、生きがい?おお、生きがい!)、「動物についての知識が自然と増えて楽しい」(スタッフより詳しくなったりして・・・)、「数えてみたら30回以上もここに来てた」(ほとんどの週末ここに来てたってこと!?)という声に驚いたり感激したり。

 

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家族ぐるみで楽しい仲間に!!

 

さらに生き物に興味を持っていただける楽しいイベントを企画していこうと年の初めにスタッフ一同誓ったのでした。

 

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景品の数々はここで制作

 

☆★資料館・津田★☆

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